分銅の規格を簡単にまとめました。
過去問では...
【問25】
計量法に規定されている三級基準分銅を表す標識はどれか、次の中から一つ選べ。
1 E1
2 M1
3 F1
4 M2
5 F2
過去問にあまりなかったので、私は完全にノーマークでした。
しかし、計量士として分銅を使って天秤の点検をするには、必ず知っておくべき分野です。
詳細は「基準器検査規則」にあります。
規則第83条の表1。
種類
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標識
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特級基準分銅
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F1
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一級基準分銅
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F2
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二級基準分銅
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M1
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三級基準分銅
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M2
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また、OIML(国際法定計量機関)という国際的な規格では、
精度の高い方よりE1、E2、F1、F2、M1、M2、M3に分かれています。
上の表だけでも問題は解けますが、実際の実務的には下の表の方が役に立ちます。
OIML
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基準分銅
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E1
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-
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E2
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-
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F1
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特級
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F2
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1級
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M1
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2級
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M2
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3級
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M3
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-
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よって、問題の三級基準分銅は、
4番の「M2」が正解です。
語呂合わせで覚えるなら
エフワン得意で、フツーに1位、
(F1→特級)(F2→1級)マイ肉食べた、M兄さん。
(M1→2級)(M2→3級)実務では
会社で校正を依頼しているメーカーでは、E2の分銅を使用していました。
様々な精度の天秤を校正しているので、精度の高い分銅を所有しているのだと思います。
値段を調べてみると、精度の高い分銅は値段が高く、
精度が低くなればなるほど格段に値段が下がっていきます。
自社で分銅を揃える場合は、天秤の精度に合わせて、
なるべく値段の手ごろな分銅を選定していくべきでしょうね。
E2
A&D 校正用分銅 OIML型組分銅 E2級 100gセット AD1605-100E2
A&D 校正用分銅 OIML型組分銅 E2級 200gセット AD1605-200E2
F1
新光電子(VIBRA) F1CSO-100AJ JISマーク付OIML型円筒分銅セット F1級(特級) 100gセット(1g〜50g) 非磁性ステンレス製
A&D 校正用分銅 OIML型組分銅 F1級 200gセット AD1605-200F1
F2
A&D 校正用分銅 OIML型組分銅 F2級 100gセット AD1605-100F2
A&D 校正用分銅 OIML型組分銅 F2級 200gセット AD1605-200F2
M1
A&D 校正用分銅 OIML型組分銅 M1級 100gセット AD1605-100M1
M2
分銅 はかり 分銅セット 100g(5g/10g/20g/20g/50g) 測定器 天秤 秤用 力学実験 定量 M2級
分銅セット200g(100g, 50g, 20g, 10g, 5g)
NEEWER はかり校正用分銅セット200g(100g, 50g, 20g, 10g, 5g) デジタルジュエリースケール用