そこで計量士としてのスキルアップにつながる本を紹介していきます。
これから計量士を目指す人にも、「計量」に対する興味が深まり試験勉強も進めやすくなるのではないでしょうか。
まずは、初級編
トコトンやさしい計量の本
普段の生活で接する計量に関することから、計量単位の成り立ち、計量の実務に関する分野まで幅広くていねいに解説しています。
計量業界の入門書としておすすめです。
計量という学問のベースになる知識がたくさん書かれているので、計量士の試験勉強をする前に読んでおきたかったなぁと思いました。
つづいて中級編
キーワード式 知りたい用語がすぐに見つかる! 計量実務事典
計量に関する用語が詳しい解説とともにまとめられているので、一般計量士の試験対策や計量の実務において役に立ちます。
また、ページの途中に出てくる「計量トリビア」というコーナーも、様々な分野で使用される単位の由来などの話があり、なかなか興味深いです。
新しい1キログラムの測り方 科学が進めば単位が変わる
メートルやキログラムがいかに苦労して生み出されたか、科学技術の発展とともに熱く語られています。前半はやさしく、後半はやや難しい内容となっています。
またタイトルの「キログラム」だけではなく、2019年に施行されるSI単位の新定義についても詳しく書かれています。
最後に上級編
はかりハンドブック 第2版
この本を読んで、計量士試験で詰め込んだ知識と、普段の業務で使用する天秤とがリンクしました。
実務に直結するかなり高度な内容が書かれた本です。
天秤の種類と取扱いメーカーが紹介されているので、天秤の導入検討の際にも参考になりそうです。
はかりを扱う職種であれば、職場に1冊置いておきたいですね。
試験対策でつめこんだ知識を補完するのもよし。さらなるスキルを磨くためにもつかえる本だと思います。
今後も入手できた計量に関する本はどんどん紹介していきます。
計量士のスキルをどんどん磨いていきましょう!